北陸は子育てがしやすい環境が整っており、乳幼児から大学生まで、保育も教育も充実しています。
待機児童が少ないため、子供が預けやすく、仕事をしていても復帰しやすい環境といえます。
共働き家庭が多数あることから保育所への預け入れが多いですが、幼稚園での教育も充実しており教員一人当たりの在園者数は福井で全国最小の47位となっています(富山41位、石川38位※)。
※ 福井県5.40人、富山県7.82人、石川県8.00人。統計でみる都道府県のすがた2020より抜粋
三県いずれも高い学力を誇り、全国学力テスト(公立校の小学6年生・中学3年生対象)では石川県1位、福井県3位、富山県4位※1と上位を独占しています。
小学生では石川県が1位で福井県が3位、中学生では福井が1位で石川が3位になり、富山県はいずれも4位※2と微妙な差異はありますが、三県を通して学力が高いと言えます。
それを反映してか、中学校卒業者の進学率は全国トップクラスで石川1位、福井4位、富山5位※3となっています。
※1 正答率が石川県69.3%(同率首位で秋田県)、福井県68.9%、富山県67.2%。文部科学省「全国的な学力調査」2019より
※2 小学生正答率が石川県72.0%、福井県70.5%、富山県68.5%。中学生正答率が福井県67.3%、石川県66.6%、富山県66.0%。文部科学省「全国的な学力調査」2019より
※3 石川県98.7%、福井県98.2%、富山県98.1%。統計でみる都道府県のすがた2020より抜粋
全国学力テストの正答率
文部科学省 2019年度「全国的な学力調査」(全国学力・学習状況調査等)を基に算出・作成
石川に13、富山に5、福井に6の大学があり、学部も多彩。進路や志望に合わせた選択が可能です。
とりわけ石川県は人口10万人あたりの大学数が1.14校と全国2位※です。
※統計でみる都道府県のすがた2020より抜粋
三県ともに県庁所在地を中心に医療機関が充実しており、人口10万人当たりの「一般病院数」は全国平均を上回っています※1。それもあってか平均年齢も全国平均を上回り、特に福井男性は6位、女性5位※2となっています。
また子育て層には、各市町村で乳幼児医療費控除や子ども医療費助成の制度があるので安心です。
※1 全国平均5.8に対し、富山県8.2、福井県7.4、石川県7.1。統計でみる都道府県のすがた2020より抜粋
※2 全国平均は男性80.75歳に対し福井県81.27歳、石川県は81.04歳で12位、富山県は80.61歳で27位。女性86.99歳に対し福井県87.54歳、石川県は87.28位で13位、富山県は87.42歳で8位。統計でみる都道府県のすがた2020より抜粋
『全47都道府県幸福度ランキング2020年版』(一般財団法人 日本総合研究所編)で、北陸三県いずれも総合ランキングでトップ5に入り、特に福井は3回連続で1位に輝いています。富山2位、石川4位と、北陸三県でいずれもトップクラス。北陸は「日本一の幸福度」を誇る地域といえるでしょう。
幸福度ランキング上位指標 | 順位 |
---|---|
生活保護受給率(低さ) | 1位 |
待機児童率(低さ) | 1位 |
道路整備率 | 1位 |
語学教室にかける金額 | 1位 |
総合型地域スポーツクラブ育成率 | 1位 |
余裕教室活用率 | 1位 |
インターンシップ実施率 | 2位 |
高齢者ボランティア活動者比率 | 2位 |
正規雇用者比率 | 2位 |
持ち家比率 | 2位 |
大卒者進路未定者率(低さ) | 2位 |
社会教室学級・講座数 | 2位 |
幸福度ランキング上位指標 | 順位 |
---|---|
常設映画館数 | 1位 |
余裕教室活用率 | 1位 |
待機児童率(低さ) | 1位 |
学力 | 2位 |
自殺者死亡者数(少なさ) | 2位 |
女性の労働力人口比率 | 3位 |
市民農園面積 | 3位 |
道路整備率 | 3位 |
勤労者世帯可処分所得 | 3位 |
教養・娯楽(サービス)支出額 | 4位 |
生活保護受給率(低さ) | 5位 |
若者完全失業率(低さ) | 5位 |
幸福度ランキング上位指標 | 順位 |
---|---|
子どもの運動能力 | 1位 |
女性の労働力人口比率 | 1位 |
不登校児童生徒数(低さ) | 1位 |
余裕教室活用率 | 1位 |
大卒者進路未定者率(低さ) | 1位 |
インターンシップ実施率 | 1位 |
社会教育費 | 2位 |
学力 | 3位 |
生活保護受給率(低さ) | 3位 |
正規雇用者比率 | 3位 |
一人暮らし高齢者率(低さ) | 3位 |
平均寿命 | 3位 |